易経前六卦の意味と解釈|乾坤屯蒙需訟を倪海厦が解説

易経前六卦まとめ(倪海厦の解釈)

卦序 卦名 卦象 核心の意味 倪海厦のポイント
1 乾卦 ☰☰ 天が天の上にある 剛健・創造・自強不息 父・頭・陽気を象徴。事業は大吉。修身は常に精進すべし
2 坤卦 ☷☷ 地が地の下にある 柔順・承載・厚德載物 母・腹部・脾胃を象徴。婚姻は安定。人は受け止める力を持つべき
3 屯卦 ☳☵ 雷が上、水が下 出発の困難・万事はじめは難しい 人生の初期段階を象徴。肝腎の気が通じにくい。急進せず段階的に進むべし
4 蒙卦 ☵☶ 水が上、山が下 無知・啓蒙・学び始め 少年の無知を象徴。脾腎がまだ充実せず。易を学ぶ者は謙虚に師を求め、自惚れを戒める
5 需卦 ☰☵ 天が上、水が下 時機を待つ・正しく守って待つ 青年の蓄力を象徴。腎水の不足。事業はまだ成らず、忍耐が必要
6 訟卦 ☵☰ 水が上、天下にある 訴訟・争い・内耗 社会での対立を象徴。心腎不交で不眠・不安になりやすい。争訟は益なく、退くが吉
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